管理栄養士が思う特定保健指導中にお正月を過ごす事
もくじ
管理栄養士統括責任者の清長です。
あけましておめでとうございます。
本年も食と健康マネジメントをよろしくお願いたします。
目次
お正月をまたぐ特定保健指導の難しさ
管理栄養士がおこなえるアドバイスの方法
特定保健指導を受けて頂くために挑戦している市町村もある
まとめ
■お正月をまたぐ特定保健指導の難しさ
特定保健指導は3か月や6か月コースがありますが、
お正月をまたいでしまうこともあるのではないでしょうか?
健保様から依頼をうけて特定保健指導を行っている
委託会社様から聞く話ではどうしてもお正月後は
「体重や腹囲の数値の減少率が低いんです」と
聞いたことがあります。
確かに、それは仕方がない一面もあると思います。
特に今年のお正月は昨年の年末から計算すると長いところで
9連休のところもあり、仕事のストレスも忘れて
のびのび過ごしたいと思う方が多いと思います。
実家へ帰省したり、親戚があつまったりすれば
お酒を飲んだり、食事を食べたり楽しい時間を過ごしたいものですよね。
楽しいといえば、会社やお付合いで
忘年会や新年会などのイベントも重なる時期でもありますよね。
■管理栄養士がおこなえるアドバイスの方法
栄養相談にも共通しているところが多いのですが
そういう時は、食べる順番だけでも注意してみてくださいねと
アドバスをしています。
まずは野菜をお腹に入れてから別のものを食べる。
忘年会や新年会では枝豆からやサラダ(ドレッシングの少ないところを選んで)から食べる。
おせち料理でしたら、なますや煮物など意外と野菜があります。
ちょっとしたことからで構いませんので工夫してみてくださいとお伝えします。
■特定保健指導を受けて頂くために挑戦している市町村もある
特定保健指導をより身近に感じて、実行して頂くためにポイント制を導入している
市町村もあります。例えは大阪府高石市ではまず、
健幸ポイントをいうものを導入して特定健診無料化を行い特定保健受診率を
年々上昇させています。
また、別の市町村では、ウォーキングをしたらポイントを付与して一定のポイントがたまったら
市内の商店街での買い物時に使える制度を導入しています。
■まとめ
特定保健指導の支援を受けている時の年末年始お正月時期は体重や腹囲の減少率が低い
管理栄養士も柔軟に対応してアドバスを行っている
特定保健指導を受けて目標を実施してもらう為にポイント制を導入している市町村がある