講師専門管理栄養士はどういう分野で活躍しているの？

管理栄養士統括責任者の清長です。

講師専門管理栄養士は、どんな分野で活躍している事が多いのでしょうか？今回はその例を少し見ていきましょう。

講師専門管理栄養士はどういう分野で活躍しているの？

■スポーツ

最近多くなってきたのは、スポーツの分野ではないでしょうか。スポーツと言ってもプロだけではなく、お子さんの部活やクラブで呼ばれることが多くなってきました。お父さん、お母さん、ご本人に対して、どういう食生活を送っていったらいいのか。テレビなどの影響で、情報があふれています。その中で、「たんぱく質をどう摂取するのがいいのか？」など栄養学に踏み込んだ質問が飛び出す事もあります。

■保育園や幼稚園

保育園や幼稚園で食育を行う事もあります。小さい子どもの時から食の大切さ、これから食を自分で選択して摂取する時に困らないようにする事が目的です。園児が対象だったり、お父さん、お母さんが対象だったりと聞き手は様々です。園児が対象の場合、絵本を使ったり、紙芝居を使ったりと工夫します。お父さん、お母さんが対象の時はスライドを使ってお子さんの年齢、月齢に合わせて話をしていきます。

■高齢者

ディサービスのプログラムの一環として食の在り方を、今一度見直してもらったりします。年齢を重ねると、味覚が落ちてきてついつい濃い味付けになってしまったり、食が細くなって食べる量が減り必要な栄養素が足りなくなってきたりするからです。運動のプログラムと一緒に行う事もあります。

■企業

社会人になると、お昼はとりあえずお腹が満腹になればいいやと言う考え方もいらっしゃれば、お仕事での接待があったりと自分ではコントロールしづらい場面に出くわすことが多くなります。

それは、栄養の知識がなかったり、食事の時間がちゃんと取れなかったり、と理由は様々です。

仕事が忙しかったり、お客さんの都合に合わせないといけなかったり、同僚と行く外食でメニューを選ぶ選択肢が狭まってしまったりします。その中でできる最大の事をお伝えし食べる順番に気を付けて頂いたり、甘い缶コーヒーを飲む量を減らしたりと具体例をお伝えしていきます。

■まとめ

それぞれのライフステージに合わせて、その分野を得意とする管理栄養士がセミナーや講座をおこなっていきます。その中でもごく一部の例を見て頂きました。分野ごとに得意な管理栄養士がセミナーや講座をしてくれると聞き手も安心して話を聞けますし知識が深まります。質問しても、明確な答えが返ってくるので安心ですね。

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